起源は古代中国、サイコロゲームのシックボー
漢字で「大小」と書き、「シックボー(Sic-bo)」と呼ばれる中国が起源のサイコロゲーム。
ダイス(サイコロ)3つの合計数や組み合わせを予想するゲームです。
特にマカオを中心に東南アジアで人気のあるテーブルゲームになっています。
最近ではコンピューターを相手にするインターネットカジノのほか、本物のディーラーが進行してくれるライブカジノ、どちらでもシックボーを遊ぶことができます。
シックボーの起源は紀元前の中国。
まだ中国にサイコロがなかった時代、細工した貝殻や石を用いて遊んでいたのがはじまりではないかと言われています。
もしかしたら歴代の英雄や皇帝も遊んでいたかもしれないゲーム、あなたもカジノで体験してみませんか?
Contents
シックボーのゲームの流れ
まずは3つのサイコロの合計数や組み合わせを予想。
その結果が示すエリアにチップを置きます。
ライブカジノであればベットに制限時間があるので注意。
続いてサイコロが振られます。
ライブカジノの場合は機械を使ってサイコロを振るので、ディーラーが不正をしようがありません。
予想が当たっていれば、出目に応じて配当をゲット。
これで1ゲームは終了です。
シックボーの賭け方
シックボーの賭け方は大きく分けて11種類。
テーブルにそれぞれが書かれており、そこにチップを置くのですべてを詳細に覚えていなくても大丈夫です。
・大か小か
出目の合計が11〜17(大)、または4〜10(小)に賭ける。
配当金は2倍です。
・奇数か偶数か
その名の通り、出目の合計が奇数か偶数か予想する。
こちらも配当金は2倍です。
・シングルナンバー
1〜6の数字の中からどれか一つを選びます。
サイコロ3つのうち1つでも出たら勝ちです。
・ペア
2つの出目の組み合わせを予想します。
3つのうち2つが合っていればOK。
・ダブル
3つのうち2つのサイコロがゾロ目になれば勝ちです。
配当金は9倍。
・エニートリプル
3つのサイコロがすべて同じ数になったら勝ちです。
その数字はどれでもよく、エニートリプルに賭けたら【1、1、1】でも【6、6、6】でもOK。
配当は25倍になります。
・トリプル
エニートリプルの上位互換です。
どの数字でも3つゾロ目になればよいエニートリプルですが、トリプルはその数字までも予想します。
配当も151倍。
・トータル
3つの数の合計を予想します。
数字によって勝率や配当は異なりますが、一番勝率が低いものは【出目の合計が10または11】で、この場合配当は7倍になります。
・指定ナンバー
【6、5、4、3】【6、5、3、2】【5、4、3、2】【4、3、2、1】この4つがベットの選択肢です。
例えば【6、5、4、3】に賭けて「6、4、3」が出たら勝ちになります。
配当は8倍になります。
・ダブルダイス+シングルダイス
2つのサイコロがゾロ目で、もう一つは違う数字になれば勝ちです。
【1、1、2】などテーブルに数字が書かれているので、その上にチップを置きます。
配当は51倍になります。
・トリプルシングルダイス
3つのサイコロの出目をすべて予想できたら勝ちです。
その際にゾロ目にはならないように予想します。
配当は31倍。
2つがゾロ目なら「ダブルダイス+シングルダイス」になりますし、3つ同じ出目に賭けるなら「エニートリプル」や「トリプル」になります。
まとめ
目の前で器の中のサイコロが転がり、結果が出るのはライブならよりリアルに感じられます。
シックボー自体はまだ日本人にとって知名度のないゲームではありますが、日本でも「丁か半か」とサイコロを使った賭博はありますよね。
そんな気分を海外のディーラーと相対して、シックボーという形で楽しめるはずですよ。