「カジノ」というと、日本では違法なのではないか、という見方をする人が多いと思います。
実際のところ、そのあたりの法律問題はどうなのでしょうか?本記事では、これについて見ていきます。
インターネットカジノは違法ではない
先に結論を言います。
インターネットカジノは【違法ではありません】。
近年、インターネットカジノは違法、と言われる傾向にありますが、プレイヤー側としては不起訴(無罪)となっていることが多いです。
いわば、ホワイトに近いグレー、という感じです。
そう聞くと、安心はできないかもしれませんが、「なぜグレーなのか」「なぜ違法ではないのか」を根本から理解することによって、より安心してインターネットカジノに取り組むことが可能です。
1、オンカジが違法ではない理由 「インターネットカジノのサーバーは海外にあるため」
日本には「賭博罪」というものがあり、その中で、お金を賭ける行為は禁止されています。しばしば、賭博をした有名人が逮捕されるのは、この罪に抵触したからですね。
となると、インターネットカジノをプレイすることは賭博罪に抵触するのではないか、と考える人もいるかと思います。
ですが、賭博罪は日本国内のみで適用されるものであり、海外でカジノをすることは違法ではありません。
そして、ここがポイントなのですが、
インターネットカジノのサーバーは海外にあり、そこにアクセスして我々はプレイします。
つまり、インターネットカジノ自体は「海外」にあるため、賭博罪の適用される範囲にはないということなんですね。
もちろん、プレイヤー自体は日本の中でパソコンを操作してプレイしているわけなので、国内でプレイしている以上は賭博罪なのではないか、と考える人も一定数います。
しかし、運営やサーバーの所在地が海外にあり、海外の企業が合法的に運営していることを考えると、インターネットカジノをプレイして有罪になることは想像しにくいですよね。だから「グレーゾーン」として扱われています。
2、カジノ法案について
「グレーゾーン」と聞いただけでは安心できない、という人も多いと思います。
そんな人には、数年前の話になりますが、思い出してほしいことがあります。「カジノ法案成立」のニュースを聞いたことはありませんか?
2016年12月に、カジノ法案と呼ばれる法律(正式名称「統合型リゾート(IR)整備推進法案」)が成立しました。
これは、
「日本政府がカジノ解禁に対して前向きでいる」
ことを意味していると解釈できます。
もちろん、あくまで法案成立に過ぎないので、カジノ解禁が現段階で確定しているわけではありません。(コロナ禍という状況もあり、制定までの手続きが進んでいない現状です。)
しかし、この法案が整備されている最中であることを考えれば、インターネットカジノに対して「絶対やっちゃダメ」「絶対に有罪だ」と思い込む必要もありませんよね。
むしろ、カジノに興味のある人たちがカジノに対してオープンになり、また、カジノを知らなかった人たちもカジノの世界に入りやすい、そんな土壌が形成されつつあると言えるでしょう。
3、まとめ
ここまで、インターネットカジノの合法性について、2つの観点から述べてきました。
1つは、インターネットカジノのサーバーは海外にあるため、賭博罪の適用範囲外であるということ。
もう1つは、カジノ法案が数年前に成立しており、日本政府がカジノ解禁に対して前向きであるということ。
この2点を聞けば、インターネットカジノをプレイすることに対して変に尻込みする必要はないと思えるのではないでしょうか。
実際、過去に、インターネットカジノプレイヤーが摘発された事例が一度だけありましたが、最終的に不起訴になっています。
ですので、プレイしたからと言って違法と扱われ、あなたが有罪となる可能性はまずないと考えてもらって結構です。
是非、皆さんには、安心して、インターネットカジノをプレイしてみてほしいです。